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International Holocaust Memorial Day に想う。迫害の影に怯える民族。

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1月27日は、International Holocaust Memorial Day (国際ホロコースト追悼記念日)。ナチス・ドイツの Death Camp。Auschwitz が開放されて75年に当たるこの日、欧州各地で追悼行事がありました。

 

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ロンドンでの追悼行事

ホロコーストの生存者の方々やご家族と共に、ケンブリッジ公爵と公爵夫人がロウソクに火を灯し、Boris Johnson首相も参列。

首相は『ホロコーストを忘れてはいけない。National Holocaust Memorial and Education Centre 設立に向け注力する』と宣言されました。 

www.bbc.co.uk

 

オランダでは

オランダのMark Rutte首相は、ナチス占領下、オランダ政府が、ユダヤの方々や、障害者などマイノリティーの方々を保護せず、迫害に加担したことを認め、国としてユダヤの方々を守れなかったことを謝罪されています。

www.bbc.co.uk

 

ポーランドの追悼行事

Auschwitz の ‘Gate of Death’で、75年たった今、数少なくなったホロコーストの生存者の方々が世界中から集い、追悼行事が行われました。

www.itv.com

 

今も残る他民族迫害

民族や宗教が異なるからという理由で、他の民族、他の宗教の信者を迫害する非人道的政策。Auschwitz 開放から75年経過した今でも、残念ながら、人間世界に存在しています。 

  • チベット侵攻(侵略)とチベット人に対する非人道的政策
  • イスラム教徒のウイグル人に対する非人道的政策
  • ロヒンギャ民族への迫害
  • クリミア・タタール人への弾圧 など

 

jp.usembassy.gov


自国民族の繁栄と、政治体制維持のためには手段を選ばない国家の侵略を受け、政治的洗脳を強要され、宗教的信条は完全に否定され、文化を維持する自由も、生活の自由すらない。

常に、迫害の影に怯える自由のない生活に苦しむ方々がいるのです。

 

宗教界の会話

ダライ・ラマ法王は、かねてより、様々な宗教のリーダーと対話を続けていらっしゃいます。

自己の利益だけを満たす政策は、他国や他民族の幸福を破壊するだけではなく、因果の法則から、いずれは、その国も追い詰められる事になりましょう。

他民族を迫害し、他文化を潰し、自国や宗教への同化を強要する国家。

宗教界の交流と相互理解により、他民族を尊び、他の文化を尊び、共に栄える共存という価値観が芽生える日が、1日も早く訪れます事を祈りたいと思います。 

 

自由と平等

幸せや、繁栄は相互理解と共存から生まれます。自分も他人もない、全ては宇宙の流れのなかで生かされている大切な命。

苦しむ方々が、1日も早く、自由と平等を得て、日々を穏やかに過ごす事ができますように祈らずにはいられません。