新型コロナウイルス:命を救うため、正しく怖れ、政府の指令にしたがいましょう
新型コロナウイルスは、全く新しいウイルス、世界中で、医療関係者や科学者の皆様が、情報を必死に収集しているのが現実の様です。
気を緩めると、新型コロナウイルス感染が広がり、オーバーシュートから医療崩壊。イタリアの様に、ロックダウンしても、感染者数も死者数も増加を止められない。暗澹とした辛い状況になりかねません。
正しく怖れてください!
今、東京都の感染者数が増大。もしかして、心の緩みが生じていませんか?
くすりやワクチンの臨床実験が成功するまでは、もう少しの間です。気を緩めることなく、しっかりと、クラスター感染を膨らめない様に。
少人数だから。消毒したから。と、イベントを開催している無責任な方もいるそうです。💦
不自由でも、「3つの条件の重なりを避けて」 という新型コロナウイルス感染症対専策門家会議のガイドラインを、是非、守ってゆきたいものです。
政府指令をなぜ、守れない?
イギリスでは、春分の日(3月20日)にレストランやパブをしめさせ、23日には、一般国民に対し、必要不可欠な買い物(食糧・医薬品)、医療目的、1日1回の屋外での散歩・サイクリングなど2mの距離を保った運動以外は外出禁止、ロックダウンされました。
とはいえ、理屈をつけては好き勝手の傾向の強い国。
自己流の解釈を加える言動には、目を見張るものがあります😳
医療関係者・食品関係者・宅配・政府関係・一部工事関係者などのKey Workerを除き、一般国民に対し、外出禁止令がでているのに
- 友人知人とバーベキュー・パーティーをしたり 💢🥶
- 親戚を訪問したり 🚫😨
- 恋人同士が2台の車で別々に駐車場に到着。一つの車に移り密会したり ❌😱
- ガードナーが働いていたり 💢🥴
なぜ、政府が「感染を防ぐために、食材・薬の買い物、医療アポ意外は家を出るな。1日1度、散歩・ジョギング・サイクリングなどの運動はよい」と指令を発したのか。全く、理解していない方が多くいます。
指令の意味が判らないのかしら?
欧州でここまで猛烈な新型コロナウイルス感染が広がったもう一つの原因は、『クラスター』という新型コロナウイルスの特徴について、一般大衆が関心を持たないからだと考えます。
医療現場から切実な呼びかけがでています。
- 苦言ばかり呈して不安と怒りいっぱいで過ごすのか。
- 日々、できることをさせていただいて、生きるのか。
後者の比率が高まれば、人間の賢さを試している様な生意気極まるCOVID-19と、早急に折り合いをつけることができるのではないでしょうか?
なお、ここにある解説が、イタリアでなぜ、これほどまでに過酷な感染が広がったのか、答えを示唆してくれます。
今日我々が見ているこの感染症の感染者数のデータは、感染から発病に要する潜伏期間と発病から診断され報告までに要する期間も含めて、その約2週間前の新規感染の状況を捉えたものにすぎません。すなわち、どこかで感染に気付かない人たちによるクラスター(患者集団)断続的に発生し、その大規模化や連鎖が生じ、オーバーシュート(爆発的患者急増)が始まっていたとしても、事前にはその兆候を察知できず、気付いたときには制御できなくなってしまうというのが、この感染症対策の難しさです。
もしオーバーシュートが起きると、欧州でも見られるように、その地域では医療提供体制が崩壊状態に陥り、この感染症のみならず、通常であれば救済できる生命を救済できなくなるという事態に至りかねません。このため、爆発的患者急増が起きたイタリアやスぺイン、フランスといった国々(図5)では、数週間の間、都市を封鎖したり、強制的な外出禁止の措置や生活必需品以外の店舗閉鎖などを行う、いわゆる「ロックダウン」と呼ばれる強硬な措置を採らざるを得なくなる事態となっています。引用元:新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言(2020年3月19日)
まとめ
知識を得て、理由を理解して、政府の指令に従う。これが人としての品性です。
自分だけ助かればいいや。☞ 感染しても8割は軽症。若いから、仲間を呼んでバーベキューやって楽しもう。この方々が感染して家に帰り、高齢の家族が感染したら大変です。
自分だけ、よければいいや。☞ 欲が強く、道徳心を失う人は、我先にと、必要以上の品を買い込んだり、品不足なら、他者を助けるために、必要な方に回せばいいのに、プレミアム価格で大儲けしようとしたり。
人とはなんと悲しい性を持ち合わせているのでしょう。
しかも、SNSを使った情報は憶測やデマが多い上に、マスコミは不安を煽る記事ばかり。特に高齢者にとっては恐ろしい内容なので必要以上に、不安が広がります。
そんな状態ですから、思い切って、SNSもニュースも見ない!
情報をとるのは政府のサイトに絞った方が、心の安定が保てます。だって、専門家の方々が適宜、ベストな感染防止策を提示してくれるのですから。
油断せずに、正しく怖れて
政府のガイドラインを守って行きましょう‼️