コロナウイルス:一人一人ができるウィルス感染予防法
コロナウイルス(coronoavirus)が、北イタリア・イランなどに広がる中、不安が広がるのは私も同じです。でも、SNSの不安を煽るだけの信憑性のない記事よりも、専門家の説明に耳を傾け、パニックに陥る事なく、一人一人ができるウィルス感染の予防を、しっかり、行う事が、大切ではないでしょうか。
抗生物質・薬漬けは自然治癒力を妨げる
咳が続くと、主治医は、すぐに、咳止めや抗生物質を処方します。
処方箋で咳が取れないと、タバコなんて吸ったこともないのに、レントゲンを浴びせられ、今度は、気管支炎や喘息用のインヘイラーを処方。
薬漬けは、自然治癒力を妨げ、体にとっては害!
喉の痛みと咳。喉が弱いので、いろいろ試しながら、お薬に頼らずに、効果的に咳を鎮め、痰を取る方法を学びました。 ほんの僅かな工夫で、だれにでもできる方法です。きっと、お役に立つと思います。
この時期、風邪の予防が何より大切。咳や痰でお悩みの時にも、ぜひ、お試しください。季節の変わり目にみられる軽度の風邪の症状であれば、自宅で簡単に治療できます。
鼻うがいの効果は絶大!
ヨガの鼻うがいは、ティーポットやジョーロの様な器を使います。使い勝手が悪く、エレガントにはできません。自宅で簡単にできるよう工夫しています。
私のやり方をお伝えします。
- 一旦沸騰させたお湯を冷ましておきます。
- 清潔な湯呑みに、湯覚まし150cc弱を入れ、親指・人差し指・中指の3本の指先で軽くつまんだ粗塩(天然海塩)を混ぜ、しみない生理食塩水を作ります。
- 生理食塩水をシリンジに満たす。 まず、首を右肩の方に傾け、左の鼻腔を上に向け、シリンジを押し、生理食塩水を左の鼻腔から喉の奥まで入れます。右の鼻腔から流れ出るとともに、口からも吐き出す。
- 生理食塩水をシリンジに満たし、今度は逆に、首を左肩の方に傾け、右の鼻腔を上に向けシリンジを押して、生理食塩水を右の鼻腔から喉の奥まで注入、左の鼻腔から流れ出るとともに、口から吐き出す。
- 150ccで、左右を3-4往復、繰り返すことができます。
朝起きた時に1度で良いと思います。ねばねばとした粘液が気になるなら、その都度、鼻うがいをされると良いですよ。
1週間続けた頃には、咳も痰もとまり、とっても楽になります。
シリンジは注射器の針のない部分。外筒と内側のプランジャーから成るこれです。⤋
因みにこれは、愛犬くんのお薬についてきた2本のシリンジの1本。重宝しています。
- 喉が痛い。
- 人混みで風邪の菌の匂いを吸ってしまった。
- 鼻の奥に違和感を感じる。
そんな時は、すぐに、鼻うがい。風邪やウイルスの進入を防いでください。
風邪の予防・風邪の引き始めにはローハニー
定番の咳止めドリンクの作り方
2日程前に予め用意した蜂蜜レモンを、輪切りレモンと共に、マグ一杯のお湯で割ります。喉が痛い時にいただくと楽になります。
1. 蜂蜜レモンの作り方
- ノー・ワックスのレモン1個か2個を、よく洗い、皮のまま輪切りに
- グラス製の瓶に入れ、ローハニーをレモンが隠れるまで入れ、蓋をする
- 2日程、室温で保存
2. 蜂蜜ミルクの作り方
- 私は、デロンギ(DeLonghi)のカプチーノ・メーカーを使っています。ミルクを熱く泡だてます。ミルクをお鍋にかけ、泡立てながら熱く熱してもOKです。
- ローハニー小さじ1を溶かして、熱々をいただきます。
- ウィスキーやブランデーを、少し加えると効果抜群。寝る前にいただくと、よく眠れます。
3. 体を温め咳を止めるジンジャー・ティーの作り方
行きつけのエステサロンでいつもいただいているのが、このジンジャー・ティー。施術の前に、いただくと、喉元から内臓がポカポカと温まります。
もともとは、風邪の予防や咳止めのレシピだそうです。作り方をしっかり、教えていただきましたので、お試しください。
- 500ccの水を鍋に入れ、生姜大1個を、皮付きのまま大雑把に切って鍋に入れ、弱火にかける
- 沸騰後、とろ火に落とし、5分程度煮て、生姜のエッセンスを抜き出す
- 火を止め、レモン汁と、ローハニー、お好きな分量を加える(私は自家製蜂蜜レモンを入れます)
- 茶こしで漉す
- 保温ポットに入れて、温かいドリンクを欲しい時にいただく。
マヌカハニーは風邪の炎症に効きます!
喉のイガイガ・風邪による炎症などの、抗菌・抗炎症作用も抜群と、医学的にも証明されている(医療リサーチ・ペーパー引用)のが、ローハニー。その代表格がマヌカハニー。詳細はこちらです。
生活習慣はここに気をつけて!
首は冷やさない
首は温度に非常に敏感です。首回りはとにかく、温める。これが健康の鍵。
朝起きたら、窓を開け外気を入れる
寝てる間に排出した二酸化炭素を部屋からだして、新鮮な空気を入れましょう。室内のホコリやウイルスも追い出して、綺麗な空気を入れ、風邪しらずの生活を心がけたいものです。
お掃除をお忘れなく
汚れた空間に住むのは、気が通らず、心身の健康を害します。
特に、寝具や寝室は清潔に保ち、バスルームの浄化、住まいの換気を心がけ、 整理されたホコリやウイルスのない空間で気持ちよく、暮らしたいものです。
でも、仕事をもっていると、家事に回せる時間が取れずに、どうしても、お掃除が疎かになるのは、仕方のない事。一人で頑張りすぎないで、プロにお願いすればいいのです。
まとめ
SNSの不安を煽るだけの信憑性のない記事に、心揺れることなく、専門家の説明に耳を傾け、パニックに陥る事のない様、一人一人ができるウィルス感染予防を、しっかり、行う事が大切ではないでしょうか。
朝晩の冷え込みや、季節の変わり目に、上着なしで飛び出し、ほんのちょっとした気の緩みが風邪のウイルスを呼び込みます。くしゃみや咳がでたから、コロナウイルスという訳ではありません。🤧
外に出る時は、たとえ、ゴミ出しであっても、首を覆う上着を着て、外にでる。体を労わる心使いが必要です。
帰宅後は、ウイルスに負けない様に、うがいではなく、鼻うがいに代えましょう。意外に簡単にできますし、予防効果抜群です。
帰宅後だけでなく、くしゃみや咳の後にも、手洗いを習慣化。
おやすみ前は、お風呂で体を温め、ロー・ハニー入りのホット・ドリンクで内からも、体を温めて、しっかり熟睡。
ウイルスに負けない。風邪知らずで過ごしたいものです。
細菌がどう体内に移動するのか。正しい手洗いの方法です。
英語ですが、ウイルス学の専門家が、UVライトを使って、正しい手洗いの方法や、細菌がどう移動するのか、説明してくれるこの動画が理解しやすいです。是非、ご覧になってください。
- 鼻・目・口など手で顔を触らない。そこからウイルスが体内に入り、感染する危険が大きからです。
- せき・くしゃみは、掌で抑えない事。その手で周りを触れば、ウイルスを散らしている事に。空中に飛ばさぬ様、ティッシュでとり、ティッシュは、ゴミ箱へ。その後の手洗いを習慣に。
- 交差伝染防止のため、手洗い後、蛇口はティッシュを使って閉め、ティッシュはゴミ箱へ。
追記
志田恵さま、電子レンジャーさま、ブクマとコメントありがとうございます!
風邪やインフルエンザとの症状の違いが分からないので、風邪をひかないように、できることをしながら、お互い気をつけましょう。
因みに、WHOのアドバイスは、発熱・咳・呼吸困難の症状が出たら、呼吸器系の感染症の可能性もあるので、最寄りの保健所・医療機関に電話をして、最近の渡航歴や旅行者との接触について話し、メディカル・アドバイスを受ける様に。との事です。
東北医科薬科大学病院感染制御部・仙台東部地区感染対策チームが、「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」を発刊されています。
同大学病院ホームページに明記された、使用にさいしての注意事項です。
- 印刷・配布等の活用をして頂いて問題ございません。ご利用の際は出典名を明記してください。
- ハンドブックの内容を改変、追記、一部引用、翻訳、商用利用(課金目的での動画含む)等は禁止とさせていただきます。
- ハンドブックに関しまして、電話・メール等によるお問い合わせには対応できません。