【重要】ペットオーナーの方必見!首輪タイプのダニ・ノミ駆除薬にご注意ください
犬は毎日、お散歩に出るので、ダニやノミの予防がどうしても必要です。
皆さまはどうされていますか?
私はトイプー君が5ヶ月の時に、私の知識不足から、彼に申し訳けない可哀想な事故に出会ってしまいました。
日本ではあまり、情報がないと知らせていただきました。参考になさってください。
ライム病(Lyme disease)ってご存知ですか?
マダニに噛まれた時、人であれば、ドーナツ状の赤斑・発疹が出ます。気づいたら、すぐ、緊急病院へ!イギリスではワクチン(日本は抗菌薬の様です)を打って、病状が進むのを食い止めます。
放っておくと、神経系にまで影響、脳や神経の機能不全、異常がみられる怖い病です。詳しくは、国立感染症研究所の記事をご覧ください。
子犬のワクチンが終わり、楽しい、お散歩デビュー
森でお散歩したり、草原を走り回ったり、子犬とっては楽しい時間。
春の声をきく頃から、柔らかな皮膚にダニが食いついている事に気付き、ライム病になったら大変です!獣医さんにご相談しました。
初めてのワンチャン。一番安全な予防法でお願いします
そして、先生につけていただいたのが バイエル社のSerestoカラー 💀👻☠️ 首輪タイプのダニ・ノミ駆除薬です。
バイエル社のSeresto は引きつけを誘発する可能性があります!
その晩、まるで、お化けに出会ったかの様に急に、ギャィ〜ン、ぎゃ〜と、喚き声をあげながら、キチガイの様に、小さな体を壁にぶつけ、走り回っているのです。ぎゃ〜、ぎゃ〜、ヒー、ヒー。
抱こうとしても抱くこともできず、タオルで抱え込んで、直感的に首輪をハサミで切り、手足をもの凄い力で動かす彼を抱き抱え、獣医さんに。
獣医いわく『あ、この犬、てんかんですね!』
違います‼️。今朝、D先生がつけたSERESTOの拒否反応‼️に間違いありません
『SERESTOは安全ですよ。拒否反応なんて聞いた事がない。今晩は、diazepam*1を使って、預かりますから、明日、きてください。』
帰宅後、懸命に、ググりました。5年前の事ですが、物凄い数のBayer社・Serestoによる痙攣等の事故例が列挙されていました。『Seresto collar seizure』でググルと、今現在でも、688,000件ヒットしました。
元の犬には戻れませんが、どうしますか?
退院翌日、同じ発作が起きて、流石の獣医さんも、脳神経の専門の病院に即、入院を手配。10日間程、入院しました。
神経医からは
『こんなに大きな痙攣を二回も経験すると、脳に影響が出て、一生涯、Anxiousな犬(=怯えから人を噛んだりしやすい)として生きなければいけない。この事実を変えることはできませんが、どうされますか?』
答えはもちろん、
『大丈夫。面倒見ます!』
内臓系も全部調べ、そちらは大丈夫でした。🤣
最後に
全部の犬や猫がリオンの様な事故に合うわけではありませんが、体質によっては、取り返しのつかない事に。今は穏やかで聞き分けの良い子ですが、2歳までは、恐怖心が強くて、よく、噛まれました。
2年間は、diazepamの座薬を、バック・オフィス・自動車・家。全ての場所に置いて、もし、万が一、発作が起こったら、座薬で抑える様に、準備。
おかげさまで、座薬を使うことはありませんでした。🐶🙏🏻
今でも、家族以外の方との接触は、気をつけています。一度、ダメージを受けたら、残念ながら、元には、戻らない。
ですから、神経系にダメージを与える可能性のあるものは、避けるに越したことはありません‼️
どうぞ、気をつけてくださいね。
Seresto collar seizuresを、英語でググると、ひきつけ・痙攣・運動障害など多くのケースがあるのに、日本語ではない。
何故か?BAYERが禁止令でも出しているのかしら?と思い『バイエル動物薬品』で検索した所、日本市場では別名販売の様です。或いは、薬事法で禁じられているとかの理由で、違う商品を販売しているのかもしれません。
こちらは輸入業者さんでしょうか。
*1:ジアゼパム。人用の抗不安薬・抗けいれん薬・催眠鎮静薬。犬には座薬を使う。ベンゾジアゼピン系化合物