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【首健康法】偏頭痛がなくなった!心身を整える白湯とマインドフルネスの効果

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窒息でもしたことがない限り、呼吸を意識したことがない様に、首肩がどんなに凝っても、頭の重さを意識される方は、少ないのではないでしょうか?

日々、PCや携帯を使う機会の多い私達。どうしても、頭を下げて、うつむき加減の姿勢を取りがちです。背中も丸めて猫背気味。もしかして、首肩のコリで体調を崩していませんか?

首肩のコリ、重い偏頭痛に長い間、悩まされてきました。長時間労働を余儀なくされる仕事を離れ、自分の時間が取れる自営業を立ち上げて、日々の生活を整えてからは、症状が大幅に改善、現在は偏頭痛の発作知らずで過ごしています。今日は、あれ程、辛かった偏頭痛を直した私の首健康法をシェアしますね。 

頭の重さを支え続ける首

首には、脳と胴体をつなぐ太い血管や、運動神経・感覚神経と副交感神経を含む迷走神経が通い、交感神経が集中する星状神経節もあり、全身のバランスを整える重要な役割を果たしています。

そんなに大切な首ですから、首回りが凝り、血行不良を起こすと、自律神経のアンバランスを招き、様々な体調不良の原因になります。

頭の重さって、意識した事、ありますか?

首にかかる負担は

  1. 背骨と首をまっすぐに立て、首肩の力を抜いて頭を支える姿勢
  2. 前かがみで、頭を支えている姿勢

後者の場合、前者に比べ、首にかかる負担は、2−3倍にも膨らむそうです。

 

頭の重さは、体重の約10分の1!

ちなみに、頭の重さは、体重の10分の1程度と言われています。

  1. 背骨と首を、まっすぐに立て、首肩の力を抜いて、頭を支える時の首の重さは、50kgの女性なら5kgの重み。
  2. スマホを使うポーズ。PCを打つポーズ。頭を下げて、前かがみに頭を支える姿勢では、首にかかる負担は通常の2−3倍と言われています。つまり、細い首に掛かる負担は何と10-15kg!に及びます。

これだけの重さを支えている首。大きな負担に耐えて、頑張ってくれている首。

ほんのちょっとした気遣いで、労ることができます。

 

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偏頭痛を直した私の首健康法

現代のライフスタイルでは、長時間のデスクワーク、携帯利用でどうしても前かがみの姿勢をとる時間が長くなり、知らぬ間に、大切な首回りをかなり、駆使しています。

偏頭痛を直した私の首健康法を、ここでご紹介しますが、体は人それぞれ、このやり方が万人向けという事ではありません。ご承知おきくださいませ

【首健康法1】  首回りを温める!

首には脳と胴体をつなぐ太い血管があり、喉の横を、人差し指と中指の腹で軽く押すと、血管の拍動を感じます。

これは血液の通り道である動脈が、身体の表面近くを通っている証です。 太い血管が、身体の表面近くを通るため、首が感じ取る冷温の影響が、直接血液の温度に伝わって体調に影響します。敏感な首周りを冷やすことはNG!です。 

  1. 首回りの温度が下がれば、血液の温度も下がり、体を冷します。これでは、体調を崩してしまいます。さらに、首には、鼻から吸った冷たい空気を、肺に届けるノドの役割もあります。逆に、
  2. 太い血管のある首回りを温め、その体度を高く保てば、全身に行き渡る血液の温度も高まりやすくなります。体を温めることになるので、体全体の冷えにも効果があり、疲れも緩和して、大きな健康効果が期待できます。

首は、短時間で温度を感じやすい部分。首周りを冷気に触れさせない。首回りを温める。ここを心がける事で筋肉の緊張が解れます。

ホッと!リラックスさせてあげるには・・・

  • 日中に疲れを感じた時。風邪っぽい時。☞ ホットタオルで首を温める
  • 冬場は特に、首はスカーフやマフラーで守る。
  • 入浴は、首までお湯につかって全身を温める。
  • 冷たいお水ではなく、白湯をいただく。

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首を温める事で、首や肩周りの血流が良くなり、滞っていた疲労物質や老廃物を排出、体内の気が流れだします。

血液とともに、酸素や栄養分が行き渡り、首筋のコリ・肩こり改善も期待できます。

 

【首健康法2】  白湯で毒だし。内から体を温める!

健康のために、毎日、○リットルのお水を取りましょう!

そう、言われても、私は、冷え性で、しかも、低血圧体質。こんなにお水をとると、かえって体調を壊しかねません。そこで、寝起きにいただくお水を白湯に切り替えました。

当初は、面倒なので、ポットでお湯を沸かしていましたが、今では

  • 朝、寝起きに鉄瓶に水を入れ沸騰させます。
  • 沸騰したら蓋を外し、湯気が外に出る様にして、火を少し弱め、5分程、煮沸。
  • その間、海塩で歯茎を磨き、丁寧にうがい。鉄瓶の火をおとします。
  • 朝のシャワー。首周りを念入りに、外から体を温めます。
  • シャワーの後には、白湯の温度は50度前後に下がります。
  • 白湯をいただき、内から体を温めます。

10年来、続いた朝の習慣。手間がかからずに体調を整える白湯、お勧めします。

 私が愛用する鉄瓶は、直火対応の0.8Lです。

by カエレバ
白湯とは

白湯は沸騰したお湯を、50度前後に冷ました湯冷しです。

インド古来の医学、アーユルヴェーダ(Ayurveda)は、白湯のデトックス効果を説きます。お水ではなく、白湯を飲んで、体内の毒素を排出する習慣。冷え性の方や、風邪を引きやすい体質の方には、内から体を温める白湯の健康効果は大きいと思います。

私は、体が、水ではなく白湯を欲しがるので、断然、白湯党です。

Ayurveda式、白湯の作り方と白湯の効果

人体の生命活動を3つの機能(vata, pitta, kaphaの3つのdosha : tridoshas)から理解しようとするのがAyurvedaです。引用文、太字は私がいれました。

The conventional western medicine views the body from a structural perspective, whereas ayurveda, the ancient medical system of India, understands the human body from the perspective of functions/tridoshas (vata, pitta and kapha).

引用元:R Jayasunda,  SCIENCE, VOL. 98, NO. 7, 10 APRIL 2010

 

The tridoshas actually represent a set of parameters, which are physico-chemical and functional in nature. For example, vata represents dryness, lightness, weightlessness, coldness, roughness, minuteness and movement. Pitta refers to parameters like slight unctuousness, penetrating, heat producing, lightness, bad smell, causing movement and liquidity. Kapha indicates unctuousness,producing coldness, heavy, sluggish, smoothness, shining, firm/static. These parameters express through thestructures and give them their functionality.

引用元:R Jayasunda,  SCIENCE, VOL. 98, NO. 7, 10 APRIL 2010 

 

消化作用を弱める冷たいお水ではなく、お湯を飲む事を勧めています。

お水を沸騰させ、季節や水質により、表面の小さなあわが消え、浄化されるまで、元の水量の1/8、1/4、或いは、1/2の水量になるまで煮沸する(水質が極度に悪いインドのお水だからでしょう。水質の良い日本のお水はこんなに煮沸する必要はないと考えます)

Ayurveda also recommends that drink your water warm, as cold water can weaken your Agni (digestive fire).

Ideal water for drinking :Water boiled and reduced to one-eighth, one-fourth or half of the original quantity, suitable to the region, season or it’s heaviness or lightness and which is devoid of foam, is clear and pure is ideal for drinking .

引用元: Sawai. R. V., Vinorkar S. et.al.  Internationa Research of India, volume-I,Issue-XII, AUG 2016

 

 

【首健康法3】マインドフルネスを取り入れた朝晩の習慣

外部からの雑音を遮断した朝晩の習慣が、健康づくりに役立っています。

朝、寝起きにしているのは

シャワーのお湯の感覚を感じながら、体を、外から内に温めた後、白湯で内側から、喉、内臓を温めてゆきます。

血液の循環が改善し、元気が湧いてくるのを感じる事ができます。その後、15分のヨガで体を整えます。 

就寝前にしているのは

寝る前1時間は、テレビはみません。PCも携帯もOFFにします。

死海のバスソルトを入れたお風呂に、首までしっかりつかり、入浴で寛ぎます。汗が引いたところで、瞑想とヨーガ。白湯を頂いて、ベッドに入ります。

 

この習慣取り入れてから、ベッドの中で、考え込む癖がなくなり、熟睡できるようになりました。 

私が使っているのは、体の声を聞く1日30分のプログラムです。

 

まとめ

頭と体幹をつなぐ、大切な首は、血管や神経の通り道であると共に、冷たい空気や、食事を体内に取り入れるノドの機能も果たしてくれます。

この首回りを温め、穏やかな動きのエクササイズを習慣化することで、常に、血流をよくする。

そして、普段から、姿勢に気をつけ、首の負担軽減を心がけることで、私の偏頭痛は激減しています。

 

首は、冷やしてはいけません。温めてくださいね

 

宜しかったら、お試しください。

 

温める、血流を整える、適度な運動で自律神経のバランスを回復する。心と体の健康のために、いい様です。最後に安保徹先生のご本から引用します。太字は私が入れたものです。

 免疫力の中心的な役割を担っているのは、血液の中の白血球。私たちが働き過ぎなどで過度なストレスを受けると交感神経が緊張し、白血球の中の顆粒球が過剰に増え、その分リンパ球が減り免疫力が低下。顆粒球が増加は体内常在菌を攻撃、化膿性の炎症を起こし、活性酸素を出しすため、細胞組織を破壊。血管が収縮して血行障害になり、血流障害や体温の低下を招きます。高血圧や糖尿病、心臓病、胃潰瘍などいろいろな病気を発症する流れに入るわけです。 逆に、リンパ球が多すぎても体によくありません。例えば、たくさん食べて運動しないとか、楽をし過ぎると、副交感神経優位で、リンパ球が増加。免疫過剰から、健康が破綻することだってあります。その代表がアレルギー疾患です。副交感神経優位の状態は、筋肉を使わないから発熱は起こらず、低体温になって、血管も広がりすぎて、血流障害を招き、病気にもなりやすい。リンパ球過剰で過敏な体質の改善のため、体を鍛える、精神を鍛える。その両方が必要です。 注:白血球の働きは体温37℃のときにもっとも活発になるそうです。36.5℃の体温の維持が必要、36度以下になると白血球がほとんど働かない状態
 出典:安保 徹 (2003):こうすれば病気は治る―心と体の免疫学.東京,新潮社